農場作り 手作り農場/作戦図/導線/優先順位
農場作りで大切なことは
まず絵を描くことです。
絵とは?
それはこのような農場を作りたいという想いを
作図し視覚的に見える形にすること
綺麗に描く必要はなく
自分やパートナーがわかれば良い。
しかし誰でもわかるように
全体像をまず絵にすること。
これは、軍事の作戦計画でも同じ。
まず計画本文ではなく
作戦図を描く。
それを本文の文字に落とし込んでゆく
流れはこのような流れになります。
作図する際に考慮すべき事項は
導線、効率性。
まず
①考察する使用地域を含む地域全体の絵をかき
②主要な道路
水系
人工物など既存の物を絵の上に配置し
③その制限のもと
どうすれば効率よく、効果的に
農場の各施設を配置するか?
④また、その各施設間をどうやったら効率的に
移動できるか?
そうどのように導線を引くか?
導線とはまさに動線であり働線となり
徒歩で、または
トラクターなどの機械で
どのように動けば効率的か
二度手間を極力無くし
日々の農作業をいかに楽に無駄なく
行うことができるかを考える。
農場設計がとても重要になるとともに
農家として一番楽しい「夢」を描く部分となります。
農を始める際
まず漠然と
その地域に入って
あれもこれもと考えるより
作図するのが効率的で頭の整理につながります。
当然やりたいこと、やらなければならないことは
山のように存在します。
そして実際に農作業をしていくうちにどんどんそれが
増えてくる。
そうこうしているうちに効率性は失われ
作った後に修正修正の連続で
なかなか前に進めない。
いわゆる、二度手間です。
手順は、防御陣地の作成とおなじ。
このような「頭の混乱と錯誤」を防止するためにも
整理の手段として
まずは作戦図から作成していきましょう。
夢を絵に描く作業はほんとに楽しいです。
その後、
⑤優先順位を付け
作成の順番を決めて
⑥ひとつづつ
着実に
作り上げていく。
きっと農業者が思い描くとおりの素敵な農場に近づけると思います。