時間 これからの生き方 年末年始に見つめ直す
時間
時間はだれにでも平等
世界中誰でも同じ
一日は24時間
これは不変の真理ですね。
ここ数年、特に最近の数カ月
忙しい毎日を送ってきました
12月はほぼパニックと言っていいかもしれません。
ライフサイクルを見直し
ルーティンワークを決めて
今やらなければならないことは何か
そもそも何がやりたいのか?
ふと私は自分の時間を有効に使えているのだろうか?
立止まり考える時間が必要なのでは?
50歳を過ぎ
残り人生のそんなに長くないと考えるようになり
何を目的に
何を目標として
何を達成したいのか?
その為の時間を効果的にに利用できているのか?
年末年始に自分にこの問題を問いかけ
何度となく繰り返して考えています
本当にやりたいことは?
それは(今当面やっていること)は本当にやりたいことか?
目的に向かって必要なことか?
自分で作った事業
一から学び
一から始め
人と触れ合い協力を得て
時に反発し
時に共鳴し
間違え
失敗し
成功し
完成し
また失敗し
好きなはずの事業
好きで始めた事業
自分の責任で自分で始めたはずなのに
自分で作り上げているので自分で計画し
自分で予定をたてているはずなのに
気が付くと、なんなんだこの多忙感は!
常に切迫して
追い立てられ
ゆとりが無く、余裕が無い
誰かれ構わず不機嫌になり
自分のことで精いっぱい
人のことを気にする余裕は全くなく
自分の理想像とはかけ離れていくように感じて
年末年始のこの機会にもう一度見つめなおす必要があると考え
ビジネス書の古典や自己啓発本を読みあさり(オーディブルは本当に良いですね)
少しづつですが整理しつつ書いています。
(家族への感謝と思い)
昨日、母に電話をしました
心配をかけてます
それに、母のことが心配です
遠く、京都で一人暮らし
近くに身寄りもなく
買い物も不自由
交通手段は自分の足ですので
高齢に加え目が悪い母にはこたえるはず、死にたい死にたいと漏らしています
体調が良くないのでしょう
終活に今は生きがいを感じているようです(それをすることで自分の価値を再確認し
冷静さを保持し他者に自分の存在を感じてもらうための行為に見えます、
要するに寂しいのです)
先日、正月を少し過ぎて落ち着いてから、離れて暮らす子供たちに会いました
正月休みで農場に遊びに来てくれました。
上の娘は札幌の高校2年生
阿寒を出て進学し今は前妻のところで暮らしています。
下の娘も今年から高校生になるそうです。
この表現はおかしいかもしれませんが
事実「ほう、とりあえず行きたいのね、なら頑張りな」という感じです
彼女は小学校低学年から学校には通っていません。
いわゆる、「学力」と言われる英国数の様な知識は、ほぼ無いでしょう。
ずうっとコンプレックスを抱え、悩み、苦しんでいます。
しかし、父親が言うのも変ですが知識と頭の良さはあります。
葛藤の中、本人は苦しみ抜き
それでも女子高生にあこがれ、高校に進学したのです。
彼女の夢は小さく儚く、想いは純粋です。
私はその夢をただただかなえてやりたいし
卒業まで成功させてやりたい。親としてはあたりまえですが。
娘二人ともに今年から高校生です。
私は娘たちのことが心配です。力になってあげたい。
口には出さないですが、彼女らも私のことが心配なのです。
私も母と同じ、寂しいのです、結局は。
子供たちに何ができるか?何を残せるか
資産も必要ですが、
一番は、記憶を残してあげたいと思っています。
思い出。
少しの時間ですが共に暮らし、ともに時間を共有し
大人になって壁にあたった時、つらいとき
苦しんでいるとき
また
なにげないときに
支えになる思い出や経験を残したい。
父親はこんな人間で,こんなことをして
出来れば尊敬して自慢にしてもらえるような人生にしたい。
子供たちが恥ずかしがるようなことはしたくない
彼らに説明ができる人生にしたい。
私は今の事業を始め
精神的肉体的に疲労困憊した状況に陥った時
今想うと、無意識の中に亡き父に助けを求めていたと思います。
父に会いたいなぁ、相談したいなぁと
わたしは無神論者で宗教には無縁ですが(学問や哲学としては好きなので知識としては勉強しています)
どうしようもないときは
「神さまにゆだねよう」
「自然に結論がでるまで考えるのはやめよう」
とも考えるようにしています。これはディールカーネギーの書籍の引用です。
そしてもう一つ
人は変えられないが自分は変えられる。ともカーネギーは話しています。
今一度時間は有限な資源であり資産です
これを有効に使わないと!
日本人に限らず、現代を生きる人たちは時間に追われSNSなどに時間を使い、時間を無駄にしている
私も含めて
自分の人生なのにどこか他人の人生を生きているようで
なんとかしないと!
(私のヒーローになる。)
私は何者になりたいのか?
をもう一度見つめなおし
そして、まず行きたいところ
「目標」をイメージし書くことで明確にすることから始めました。
私がなりたい自分
私のヒーロー
誰なんだろう?
昔子供のころあこがれたジャッキーチェーン?
映画の中のブラットピット?
起業家、事業家では?
友人、知り合い
過去の上司たち
はたまた今も日本防衛を担い最前線で苦闘する同僚たち?
このように言われるとなかなか出てこないものです。
アニメの主人公、デビルマン?弱きを助け強気をくじく(笑)
大好きでした。
あ!父だ
大好きな父親
いつもニコニコして
冗談を言い
外でも家の中でも態度を変えない
老若男女だれでも「啓ちゃん!啓ちゃん!」と
親しみを持って呼ばれ
少しどんくさい感じの父
京都の有名私大を卒業後、法律家の道へ
道は達成できなかったですが
事業を起こし不動産業を営んでおりました。
しかし、ボランティアの法律相談や弱者に対する親身で献身的な行いや
法律、不動産などの専門知識にたけており
多くの人が気軽に相談に来る。
暖かくやわらかく人懐っこく
しかし時に厳しく
そんな人でした。
20年ほど前に他界し今は亡き父ですが
私が苦境に立たされるたびに会いたくなる。
相談を聞いて欲しい。
私の子供たちにかなうなら逢わしてやりたい。
きっと良きアドバイスをくれたでしょう。
そうだ、父が私のヒーローだ。
(そして目標)
書籍「生きのびるための事務」 著者:坂口恭平からの引用で
今の生き方に対する時間の使い方を円グラフにして視覚化し
次いで将来なりたい自分の一日を円グラフにする
するとなりたい自分が何気なく見えてきて
その円グラフにする為には何が必要か?と考えれるようになる。
良く、なりたい自分、将来のビジョンを描いて
今の行動に落とし込みなさい。とはだれもが言うことですが
私は今まで、何度となくトライしましたが、ぼやけてしまいなかなかうまく想像することができませんでした。
考えてもぼやけて、何か霞がかかったような状態でした
しかし、面白いことに
見えるのです!将来の自分が
この円グラフは!面白いですねー
私は将来、65歳で
朝4時半に起き
瞑想とcoffeeを入れている時間にビジュアライゼーションをしています。
ビジュアライゼーションとはなりたい自分像を強く想像することです。
本当のことのように、車が欲しいなら運転し、その時に聞いている曲を口ずさみ
どんな服装で、だれとなどなど具体的にです。
ビジュアルボードの前で想像します。
ビジュアルボードとは、例えば欲しい車の写真、なりたい自分像の写真(私はUFCファイターのコナー・マクレガーです(笑))
などを掲示したものでより具体性を増すためのものです。
そして5時から執筆。
これも「生きのびるための事務」より
本を作るのと本を書くのは違う。
とにかく書くこと。
誰も読まないブログ
誰にの目にもつかないけど
好きなことを
その時思いついたことを
書き始める
書き始めると
少し書ける。
おもうがまま
心のおもむくままに
それがいつか本になる時が来ると。
アーネスト・ヘミングウェーは毎朝、一文字書く習慣が名作につながったと
語っています。
私の父は本が好きでした。
父が経営する不動産屋さんの事務所に入ると
壁全面、いたるところに書棚があり、書籍が置いてありました。
サスペンス小説やSF小説、歴史小説などなどありとあらゆる書籍たち。
家でも、帰省した田舎の実家でも
どこでもブックカバーをかけた小説を持ち歩いて
時間があれば読みふけっていたのを覚えています。
父から
「本を読みなさい
面白いよー
漫画でも何でも良いよ
とにかくたくさん読めよ」
と言われたことを今でも覚えています。
子供たちにも同じことを伝えています。
私も本が好きです。
その後、約1時間、事務
計画などを作ったり、修正したり事業について考え
8時以降、朝食、農作業
畑の手入れや家畜の餌やり、簡単なメンテナンス
農場周辺の山の散策
で午前中は終わりです。
場所は、白糠の山の中です。将来の農場予定地で。家を出るとすぐに畑です。
昼からは、講演。講演がある日は午前中に少し準備。
講演が無い日は、サーフィン。
山歩き。
狩猟。
筋トレ、ランニング。
農作業などなど、好きなことをして過ごします。
夕食、入浴を明るいうちに。
読書をして、8時にはベットの中です(笑)
この生活を実現するためには?
何をすればいいのか
これが答えです。
(ルーティーン、習慣化の力)
朝、ロケットダッシュをして1日の業務の大半を終わらせる。
朝に重要事項を集中させる。
この生活を昨年の秋以降、今も続けています。
だいぶ、生活に定着してきました。
そして、今しかできないことをする。
朝、5時からの執筆活動
将来計画の修正。
そして
今年から柔術のクラスに通い始めました。
今しかできないことをする。
これは、かよってみてわかったのですが
60歳からでは無理ですね(笑)ケガをします。
黒帯とか試合に勝つとかそんな大胆な目標ではありません。
とにかく続けたい、続けているうちに答えが見えてくるでしょう。
私は10年続けたい。そして、その後はそれから考えます。
書籍「習慣を変えれば人生が変わる」著者マーク・レクラウや
書籍「AtomicHabits」著者JamesClear
など
多くの人が習慣の力の重要性を説いています。
私もそう思います。
自衛官現役からずっと
時間の力を信じ、そして使ってきました。
これは初めからわかっていたことではありません。
結果、今思うことです。
私は天才ではありません。
初めからは何もうまくいかない。
何もできない。
子供のころの自転車に乗る為の練習も
何度も何度も失敗し、転び
膝をすりむき、泣きながら父、母と練習しましたが
ある時を機に
ふっと乗れるようになる。
続けていくうちに、複利の効果で、指数関数的にいきなり伸びる。
初めて覚えた銃剣道
勝手がわからず
ただ痛いだけ
左腕の上腕二頭筋を木銃でひたすら突かれ
腕が上がらず
いやでいやで
直ぐに投げ出しました。
それから約20年
心にずうっと逃げたことへのわだかまりがあり
木銃を買い
練習を重ね
自分より一回りも二回りも若い隊員たちに
頭を下げ
仕事が終わってから教えてもらい
続けていくうちに
あ!こうゆうことだったんだ!
どこかでとびぬけた瞬間を味わいました。
戦い方がわかってきたのです
面白いものですね
拳法もおなじ
部隊内の選手選考
紅白試合で今でも覚えています。
8連敗
どうしたら勝てるのか?
何もわからない状態
ただただ情けないのと
わからない不安との戦いでした。
選手はその部隊の代表です。
彼らは、自己の名誉と部隊の名誉のために
重責を担って殴り合う。
勝つことが仕事です。
ただただ練習し、考え
また練習しを繰り返す。
私は勝てない自分への情けなさと
どうしようもないストレスで
潰れそうになったとき
もがいてもがいて
後輩やあらゆる人に相談し
何かヒントが無いかを探していました。
何か手掛かりになるようなものを少しでも見つけると
何度も何度も練習し
失敗し
小さなことを少しでも行動し、ただがむしゃらにもがいていた気がします。
でもあるとき、結果がでるものです。
直ぐには出ないけど、考え、行動し続けていれば
結果がでる。
当時、とてもセンスが良く強く頼りがいがある達人の後輩がいました。
試合は本当に強い。戦い方を知っていて精神的にも成熟し、ただただ強いのです。
彼に「ようやく結果がでましたね!」
と言われたとき心から嬉しかったのと同時に
彼もこれを経験し通り抜けたからこそ
知っていたんだと気づきました。
それをまじかで見ていてくれて、苦しんでいる自分を陰ながら応援していてくれた。
そこに初めて気が付きました。
イチロー選手や大谷選手をはじめ
その他の有名スポーツ選手などは必ず言います。
習慣の力と続ける忍耐について。
華やかな表舞台の裏で、何年も何年も地道に続けてきた
誰にもまねできない努力と継続の力
彼らは常人の何倍も何百倍も練習と努力を重ね
その上に結果があるのです。
人は見えている部分しか外からは見えないし理解できない。
だから気が付かない。
でも真理は見えないところにあるのですね。
途中でやめたら、そこで終わりです。
レンジャー教官や指導部として
教育していた戦術、知識や技術
将校としての部隊戦術
部隊の精強化のコツ
などなど
これらは
長い長い年月をかけて理解し
何度も何度も繰り返し練成して
身体に定着し
一つの技として
自分自身の一部となり
使えるものになりました。(人に教えることができる練度と思っております)
習慣の力を使い
ロングゲームを戦い
複利効果を利用する。
これが勝利の方程式だと信じて
ただただ毎日行動するのみです。